&フォークの分数人生

30代のシンガーソングライターがのんびり書き綴るエッセイ

ドラ映画から見る「ドラえもんというAI」

こんにちは。

&フォークです。

 

最近よく耳にするAI(人工知能)という言葉。

 

ディープラーニングという言葉もよく耳にしますよね。

 

そういう言葉をたくさん聞いていて、ある時ふと思ったのです。

 

『あの青ダヌキ型ロボットって、もしや?』

 

ドラえもんという名のAI搭載型ロボット

そう。

 

ダヌキと言えばドラえもんですよね。

 

 

本人は猫型ロボットだと言いはりますが…。

 

そんなドラえもん

ちょっと落ち着いて考えてみると、彼はいわゆるAIが搭載されているよなぁと思ったのです。

 

のび太という小学生のお世話ロボットとして未来から派遣されてきていたはずのドラえもん

 

のび太とのコミュニケーションは抜群に上手ですよね。

 

僕は映画のドラえもんだけをそこそこ見るのでマンガ版の性格はあまり把握していませんが、いくつかの作品からグッドコミュニケーションをご紹介してみようと思います!

 

ドラ映画に見るAIドラえもんのび太

例えば、魔界大冒険という映画の場合。

 

魔法が使えたら今の暮らしがもっと楽になって勉強なんてしなくて良くなるのではないか?

 

そんな風に考えたのび太ドラえもんを焚き付けて(?)もしもボックスという未来道具を使用し、世界を魔法社会にしたことによって大冒険となってしまうという映画です。

 

この映画の中盤くらいでのび太ドラえもんがケンカをしてしまいます。

 

お互いに「おやすみ」の声もかけないままそれぞれの布団に入って寝ようとします。

 

すると最近頻発している地震が起こります。

 

その地震の原因と噂されている「とある一説」を確かめに行こうと、ドラえもんのび太ふすま越しに独り言を言い合います。

 

独り言と言っても、可愛らしい独り言です。

 

「この地震、あの一説が原因なんじゃないかな?…独り言だけど。」

 

「その原因を確かめに行こう、僕一人で!…独り言だけど。」

 

みたいな感じの可愛いやりとりです。

 

 

このやりとり、かなり高度なやりとりだと思いませんか?

 

ふすま越しという状況でもやりとりできるということももちろんそうですが、とっても人間味溢れるやりとりですよね。

(そもそもロボットとケンカできるってのが半端じゃない感じですね)

 

会話の距離感の取り方が人間よりも人間ぽいというか、あるいはのび太という唯一の存在に対して有効と思われる会話の方法を判断して実行しているようにも思えます。

 

言葉の最後に「独り言だけど。」をつけることによって、今ケンカ中だから君に対して言ってるわけじゃないし的なツンツン感も演出できているように感じます。

 

 

こんな風にドラ映画のワンシーンを切り取ってみるだけで、なんだかドラえもんというAIロボットが恐ろしく研ぎ澄まされた人工知能な気がしてきます。

 

おわりに

ドラ映画、魔界大冒険のドラえもんのび太とのやりとり参考にドラえもん超AIっぷりを見ていきました。

 

かなり偏見があるかもしれませんが、なんとなくそんな風に僕には感じられました。

 

ドラえもんという青ダヌキ…いや、猫型ロボットにはちゃんと感情もあってとことん人間みたいな感じですよね。

 

人の表情など見て相手の気持ちを察してくれるしどら焼きもバシバシ食べるし。

 

物を食べるというところは別の燃料を使ってくれてもよいかとは思いますが、

もしかしたら同じ釜の飯を食うという行為によってものび太との距離感を作り上げているのかもしれません。

 

そういう答えすらもAIの学習能力ではじきだしているとしたら、、、。

 

 

本当に人とロボットの境目が曖昧になる日も近いかもしれません。

 

 

それがいわゆる、

 

人が人である理由を答えられるかどうか

 

みたいなことにも繋がっていくのかもしれませんね。

 

 

ドラえもんという子供向けのアニメ(大人だって大好きですが)で、いろんなことを考えてしまうヒューマンな僕なのでした。

 

なにはともあれ、ドラえもんの映画は結構楽しめる作品が多いのでお暇なときにでもちぇっくしてみてください!

 

通常放送のドラえもんとはだいぶ違う楽しみ方ができますよ!

 

今回ご紹介した魔界大冒険という作品は、最初の1回目が特に面白いと思います!

 

 

古い作品ですが、全体的な色味や旧ドラの声優さんたちの懐かしい声で心も和むかも。

 

 

それでは、また。