拝金 成金 錬金 という三部作。現実と創造の交差点
こんにちは。
&フォークです。
またちょっとずつですが、本を読む時間が増えてきています。
選ぶ本の基準はネットやテレビで気になった人が書いた(関わったり紹介したりされている)本です。
なので、マニアックな本や専門性の高い本はまだ読めていない感じです。
そんなわけで、最近読み終えた一冊がコチラ↓
僕の中でここ何年かでググッと気になってきた有名人の一人です。
(超今さら)
刺激的な発言が多いような感じですが、でも色々なことを知っていたり考えていたりする中での発言だろうと思えるのでとても説得力があることが多いと感じています。
すべてが正解とかそういうことではない(誰しもが正解ばかりなわけがないから)のかもしれないけれど、自分で考えて自分の生きたい未来のために時間やお金を費やしている姿はとても素敵だと思います。
この錬金という本の話をちょっとだけ。
ホリエモンが書く三部作の小説の三作目にあたるのが、この錬金です。
一作目は拝金。
二作目は成金。
そして錬金と続いていきます。
話は一作目からしっかりと繋がっていて、三作をぶっ続けで読み進めるより濃厚にその世界を楽しめるかもしれません。
主人公のうだつの上がらない一人の青年がとあるおっさんと出会い、そのおっさんからの助言でビジネスの世界で活躍していくという始まりです。
ホリエモンが経験してきたことも多分にエッセンスとして入っている(であろう)とともに、もじられている固有名詞もとても興味深いものになっています。
三作品ともフィクションとノンフィクションが融け合っているつくりになっている(はず)ので、なんだかとてもワクワクできる感じでした。
何年も前にニュースで見たような気がすることがしっかりと描かれていながら、どこか別世界の物語かなぁとも思わせてくれたり。
その辺りのバランスは絶妙だったかと思います。
ITに詳しかったりコンピューター系の技術や歴史が好きな人だったら、シンプルにストーリーを眺めているだけでも懐かしめたり楽しめたりするのではないかと思います!
僕は詳しくなかったですが、充分楽しめました。
三作目の錬金に関しては、タイムマシンで過去や未来などを行き来する系の要素も入るのでちょっとSFっぽいのですがそれでものめり込んで読み進められました☆
何歳になっても時間旅行というのはワクワクできます。
ビジネス、人間、心、SF。
三作とも色々な要素が絡み合っていながらも、かなり読みやすく作られていてとてもよかったです。
作品の内容に関してはほとんど書きませんでしたが、とにもかくにもホリエモンの本という感覚で読めるので楽しいと思います!
わずかばかりある性の描写は、洋画でよくある主人公とヒロインのラブシーン的な要素だったのかな?(笑)
それもホリエモンの経験からくるものかもしれないのかなぁ、なんて考えるのも楽しいでしょう。
人の歴史、国の歴史、コンピューターの歴史などが物語を経由することによって楽しく知れるというのは素敵なことだと感じました。
僕自身はタイムトラベラーなんかではないですが、もしかしたらどこかにタイムトラベラーがいてもおかしくないのかも?なんていう子供みたいなことも思ってしまう感覚にさせてくれる本。
それが錬金かもしれません(笑)