&フォークの分数人生

30代のシンガーソングライターがのんびり書き綴るエッセイ

読書感想文が宿題なら「視聴感想文」でも良いのではないか?という考え

こんにちは。

&フォークです。

 

今回は読書感想文という夏休みの宿題について、ふと考えたことを書いてみます。

 

感想文を書くのに「読書」である必要がどこまであるのか、ということです。

 

読書という方法ではなくとも、その原作が漫画や映画などの本とは別のメディアで作られていればそちらでも内容はキャッチできそうだとも思います。

 

そんなことをで、僕の結論を先に言うと、

 

「読書」という方法にこだわる必要はないけれど、活字を読む経験にも繋がるから読書感想文は良いのだろう

 

というところです。

 

なぜそう思うのかという理由を3つあげてみます。

 

  1. 内容を知ることだけが目的ではなく「本を読む」ことで得られるモノを育ませたいから
  2. 本に触れさせることで本というメディアに興味を持たせたいから
  3. ある時からの習慣だから

 

それぞれちょっとだけ掘り下げていきましょう。

 

「本を読む」ことで得られるモノ

1.内容を知ることだけが目的ではなく「本を読む」ことで得られるモノを育ませたいから

 

ということについてです。

 

読書感想文の目的はいくつもあると思いますが、やはりなんといっても本を読むことで得られるモノを身をもって体感してほしいのだと思います。

 

  • 活字を読むことで言葉遣いや漢字を知る
  • 文字だけの情報で想像力を養う

 

パッと思い付く二つのことだけでも、なんだか国語的であり人間らしい気がしますね◎

 

漫画でもたくさんの漢字や言葉での表現は出てきますが、やはり活字になっている方がその量は多いでしょう。

 

わからない漢字が出てきたら都度調べてみる、ということに繋がりやすいのも読書かもしれません。

漫画や映像だと流して進みやすいですからね。

 

そこで新しく学べることが大きいのかな。

 

 

読書だと基本的には文字だけでの表現(行間やスペースもあるとは思いますが)になるので、脳の中で自分で場面をイメージすることに繋がるというのも読書で得られることの一つでしょう。

 

例えば、

 

『広い草原が風に吹かれて波打っている』

 

という一行があったとして、漫画や映画などの視覚で感じられる表現がされていたら特に脳内でイメージすることはないでしょう。

 

しかし文字だけだったら…。

 

 

きっと本を読んでいる人の中(記憶や想像)にある草原をイメージして、その人なりの波打つ状態が思い浮かぶのではないでしょうか。

 

与えられた描写ではなく、自分なりの描写が描かれる感覚というのが読書の醍醐味の一つかもしれません。

 

 

本というメディアに興味を持たせたいから

2.本に触れさせることで本というメディアに興味を持たせたいから

 

これについては、本に触れる機会を半強制的に作っているような印象です。

 

人によっては進んで読書をするタイプの人もいるかと思いますが、みんながみんなそういう訳でもないですよね。

 

漫画は読むけど読書はしない、とか。

 

漫画でも充分と言えば充分だとも思いますが、活字の本も面白いよ!ということを伝えたいからこその読書感想文という宿題なのかとも思います。

 

そうやって考えると、こんな方法はどうなのかな?と思いました。

 

活字の本を全て漫画化したらどうなの?

 

これはどうでしょうね。超大変かもしれませんが、作品の認知度は上がりそうな気もします。

 

実現性がないから誰もやらないのかとも思いますが、読者が漫画か活字かを選べるという点だけ考えると理想的なのかな?と思いますね。

 

最近ではビジネス書を漫画化してまんがでわかる○○みたいな本も増えましたよね!

 

ホリエモンこと堀江貴文さんの多動力という本も、漫画化されています。

 

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)

 

 

活字はこちら↓

 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

 

ねっ。

 

ホリエモンは漫画というものをとても優れたメディアとして認めている発言も多かったと思うので、内容やエッセンスを得る目的であれば漫画でもなんでも良いということに繋がるのだと思います。

 

もちろん、好みや考え方の違いはあるのでそこはそれぞれの判断ですよね。

 

 

話はそれましたが、とにかく世の中にはたくさんの本があって様々なことを様々な人が書いているからあなたにとって有益な情報を得られる可能性が高いよ!ということを教えてくれているのかもしれません。

 

読書感想文、なかなかすごい宿題じゃないですか!

 

ある時からの習慣だから

3.ある時からの習慣だから

 

これについては、一瞬調べましょう(笑)

 

いつから読書感想文というのが夏休みの宿題になったのでしょうかねぇ。

 

Wikipedia!!

 

読書感想文 - Wikipedia

 

僕の見た感じだと、いつから始まったかは正直よくわかりません( ´;゚;∀;゚;)

 

しかしながら、学習要項(?)で定めがあるようですね。

 

読書感想文をしなさい、というよりも総合的な国語力アップの為のひとつという位置付けなのかなという感じですね。

 

 

僕自身の記憶だと、小4か小5くらいの頃から読書感想文というのはあった気がしますね。

 

ほとんど覚えていませんが!

 

でも小さいときに読書感想文の為に買ってもらった本を読んでいた時、兄に「図書館で借りられるような本読んでんじゃねぇよ!」みたいなことを言われてショックだったという記憶はあります。

 

 

そんなこと言わないでおくれよ、兄。。。

 

 

読書感想文がいつから始まったのかはわかりませんが、国語力アップの為に夏休みという時間をつかっていきましょう!という大人の方々の気持ちは詰まっているようですね!

 

 

大人になった今から考えると、とても良いシステムだなぁと思います。

 

というより、大人になった今でもどんなシステムかでやっても面白い気がしますけどね。

 

それがレビューだったりブログだったりYouTubeだったりするのかな。

 

おわりに

そんなことでざざっと書いてきました。

 

読書感想文という夏休みの宿題で、感想文を書くのに「読書」である必要がどこまであるのか。

 

僕の結論としては、

 

「読書」という方法にこだわる必要はないけれど、活字を読む経験にも繋がるから読書感想文は良いのだろう

 

ということに一旦は落ち着きました。

 

その理由は、

 

  1. 内容を知ることだけが目的ではなく「本を読む」ことで得られるモノを育ませたいから
  2. 本に触れさせることで本というメディアに興味を持たせたいから
  3. ある時からの習慣だから

 

ということです。

 

 

子供の頃はジッと読書をすることというのはなかなか難しいことのひとつかもしれません。

 

読書が好きな子供からすると楽しいかもしれませんが、そうではない子も多いでしょう。

 

しかし、読書をすることでその先の人生で待ち構えている考えるべきことに対する視野の広さは手に入りそうですよね。

 

読書に限らず、情報を手に入れて理解し咀嚼する。

その上で自分の考えにまで落とし込んでいくことが必要になるのが大人になることのように思います。

 

そんな風に考えなくても、目の前のことを一生懸命にやったり行動し続けることだけでも立派ではあります。

 

そこに読書という習慣が加わっていると、またさらによい結果に繋がる可能性が上がるという感じでしょうか。

 

 

読書ではなく視聴感想文でも悪くはないけれど、読書をすることによる脳の働きや感覚の違いを想像すると、幼いうちから読書をして感想を文などでまとめて表現するという行為はとても有効なのかなぁと感じます。

 

 

いち一般人の読書感想文に関する感想文でした。

新元号は【令和】、出典は【万葉集】という速報

こんにちは。

&フォークです。

 

元号、発表されましたね。

 

令和(れいわ)

 

 

「和」という漢字がまた使われることになったのですね。

 

 

和やかであったり、平和であったりと、たしかに柔らかくて優しい漢字という印象です◎

 

 

令和という言葉は万葉集からの出典だそうです。

 

こういうとき、古文(古典?)をしっかりと学んだおけばよかったなぁと感じます。

(そう思ったのなら、すぐに調べなさいということですね)

 

 

さて、一方で令和の「令」という文字についてはどんな意味があるかなぁなんて思う自分もいます。

 

簡単に調べてみましょう。

漢字ぺディアというところから引用させていただきます。

令 (れい、りょう)


①いいつける。命じる。いいつけ。「令状」「命令」

②のり。きまり。おきて。「訓令」「法令」

③おさ。長官。「県令」

④よい。りっぱな。「令色」「令名」

⑤他人の親族に対する敬称。「令室」「令嬢」

 

 

漢字ぺディアより一部引用させていただいております。

令 | 漢字一字 | 漢字ペディア

 

調べたことはありませんでしたが、やはり漢字というものにはたくさんの意味があるのですねぇ。

 

ざっと5つほどの意味があるようですが、漢字一文字の意味から考えるとやはり④のよい、りっぱな、という部分の意味合いが新元号に込められているのかもしれません。

 

 

漢字一文字の意味ではなく、万葉集からの出典とのことなのでこのような確認はそこまで意味もないかもしれませんがやっぱり気になりますよね。

 

 

しかしながら、

令(よい、立派な)

和(おだやか、のどか)

という時代をこれから作っていくと考えるだけでも前向きな気持ちになれそうな気もします。

 

 

元号が変わる。

 

だから何?

 

 

そんな風に感じる部分も0ではないですが、元号というものに込められた思いや願いをほんの少し意識するのも悪くないかと思います。

 

元号一つで全てがどうにかなるということはないにしても、どこか一つ日本という国の共通項みたいなものを共有できるというのはよいのかもしれませんね。

 

 

外国と比べて信じる宗教の力が強いわけではない日本だと思うので、ちょっとした意味でも元号がそんな存在になっていればよいのかな。

 

 

いつだって誰もが和やかで豊かなよい時間を過ごせるような社会であるべきなんでしょう。

 

首相談話で、

 

「美しく心を寄せ合うなかで、文化生まれ育つ」

 

という意味が込められているとのことでした。

(一部ですが)

 

 

新しい元号で、昨日までよりも希望に満ち溢れた時間を過ごしていけるようにしていきたいですね。

 

 

そして、また元号が変わる時が来たときに「令和、マジでよかったよね!」と言えるような時間の使い方をしたいと思います。

 

いや、しましょう。

 

 

するのです。

 

 

するのは、自分ですもんね◎

元号が変わることを良いきっかけにしていこう

こんにちは。

&フォークです。

 

間もなく新元号が発表(決定)されるタイミングです。

 

平成の次が来る。

当たり前といえば当たり前なこの巡り。

 

なんだかたったそれだけのことで無駄にソワソワしている自分もどこかにいて、なんだかなぁとも思います。

 

昭和から平成に変わったとき、僕はとても小さかったです。

言葉もほとんど発していなかったくらい小さかったと思いますね。

 

 

あれから約30年。

 

 

平成の次の元号が発表されるという日が来ました。

 

僕はどれくらい大きくなったのでしょうか。

 

 

時はだいぶ流れましたが、自分では体が大きくなったかなぁくらいの感覚です。

多少中身も大きくなってはいるでしょうが、なんとも不思議な気持ちです。

 

 

元号になることによって社会の何がどれくらい変わっていくのかは全くわかりません。

大小問わず、いろいろなことが変わったり影響を受けたりするのでしょう。

 

変わるなら、影響を受けるなら、それらを目の前にしたときに自分も変わっていくだけ。

 

未来がどうなっていくのかなんてものはなかなかわかりづらいことですから、とにかく目の前のことをしっかりと捉えて一生懸命やってみるだけですよね。

 

 

今の僕は、本当に目の前のことに一生懸命にならなくてはいけないタイミングだと感じています。

 

感じているだけではダメで、真の意味でシンプルにやるべきことをやらないといけません。

 

きっかけとか言い訳とか本当はどうでもよくて、ただ動いて動いて考えて動いてを繰り返して前に進まないといけません。

 

 

ただそれだけのことがろくにできていない今、恥ずかしながらなんでもないほんのささいな何かでも自分にとってのきっかけにしていかないとも思っています。

 

 

自分にとってのきっかけ。

 

こんな風に難しく考えてしまうところからしてなかなかのおバカなのですが、今日は新元号が決定されて新年度も始まる日。

 

 

何かが変わったり、何かが始まったりするには向いている日と言えるでしょう。

 

 

あと数分で新元号が決まりますね。

 

 

すでに2019年は25%が終わりました。

 

2019年は残すところ75%しかないのです。

 

 

 

下手くそでもダサくてもカッコ悪くても、なんでもいいからとにかく今を生きないといけませんよね!

 

 

どんなことだって自分にとってのきっかけにしていける気持ちを大切に、新元号を受け止めたいと思います。

 

 

瞬間的に変わるものではないにしても、

変化というのはほんのわずかな違いのはず。

 

 

そういうものを感じ取れる人に、なっていこうと思います!

 

 

 

僕たちに勇気をくれる、そんな元号になりますように!

拝金 成金 錬金 という三部作。現実と創造の交差点

こんにちは。

&フォークです。

 

またちょっとずつですが、本を読む時間が増えてきています。

 

選ぶ本の基準はネットやテレビで気になった人が書いた(関わったり紹介したりされている)本です。

 

なので、マニアックな本や専門性の高い本はまだ読めていない感じです。

 

 

そんなわけで、最近読み終えた一冊がコチラ↓

 

錬金 (文芸書)

 

ホリエモンこと堀江貴文さんの錬金という本です。

 

僕の中でここ何年かでググッと気になってきた有名人の一人です。

(超今さら)

 

刺激的な発言が多いような感じですが、でも色々なことを知っていたり考えていたりする中での発言だろうと思えるのでとても説得力があることが多いと感じています。

 

すべてが正解とかそういうことではない(誰しもが正解ばかりなわけがないから)のかもしれないけれど、自分で考えて自分の生きたい未来のために時間やお金を費やしている姿はとても素敵だと思います。

 

 

この錬金という本の話をちょっとだけ。

 

ホリエモンが書く三部作の小説の三作目にあたるのが、この錬金です。

 

一作目は拝金

 

拝金 青春経済小説

 

二作目は成金

 

成金 青春経済小説

 

そして錬金と続いていきます。

 

 

話は一作目からしっかりと繋がっていて、三作をぶっ続けで読み進めるより濃厚にその世界を楽しめるかもしれません。

 

 

主人公のうだつの上がらない一人の青年がとあるおっさんと出会い、そのおっさんからの助言でビジネスの世界で活躍していくという始まりです。

 

ホリエモンが経験してきたことも多分にエッセンスとして入っている(であろう)とともに、もじられている固有名詞もとても興味深いものになっています。

 

 

三作品ともフィクションとノンフィクションが融け合っているつくりになっている(はず)ので、なんだかとてもワクワクできる感じでした。

 

 

何年も前にニュースで見たような気がすることがしっかりと描かれていながら、どこか別世界の物語かなぁとも思わせてくれたり。

 

その辺りのバランスは絶妙だったかと思います。

 

ITに詳しかったりコンピューター系の技術や歴史が好きな人だったら、シンプルにストーリーを眺めているだけでも懐かしめたり楽しめたりするのではないかと思います!

 

僕は詳しくなかったですが、充分楽しめました。

 

 

三作目の錬金に関しては、タイムマシンで過去や未来などを行き来する系の要素も入るのでちょっとSFっぽいのですがそれでものめり込んで読み進められました☆

 

 

何歳になっても時間旅行というのはワクワクできます。

 

 

ビジネス、人間、心、SF。

 

三作とも色々な要素が絡み合っていながらも、かなり読みやすく作られていてとてもよかったです。

 

 

作品の内容に関してはほとんど書きませんでしたが、とにもかくにもホリエモンの本という感覚で読めるので楽しいと思います!

 

 

わずかばかりある性の描写は、洋画でよくある主人公とヒロインのラブシーン的な要素だったのかな?(笑)

 

それもホリエモンの経験からくるものかもしれないのかなぁ、なんて考えるのも楽しいでしょう。

 

 

人の歴史、国の歴史、コンピューターの歴史などが物語を経由することによって楽しく知れるというのは素敵なことだと感じました。

 

 

僕自身はタイムトラベラーなんかではないですが、もしかしたらどこかにタイムトラベラーがいてもおかしくないのかも?なんていう子供みたいなことも思ってしまう感覚にさせてくれる本。

 

それが錬金かもしれません(笑)

 

錬金