&フォークの分数人生

30代のシンガーソングライターがのんびり書き綴るエッセイ

土曜の朝7:00の小田急線快速急行

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こんにちは。

&フォークです。

 

朝早い電車に揺られる為に乗り込んだ小田急線の車両。

 

発車まで10分以上あることもあり静かな車内。余裕で座れます。

 

隣の乗客と一席分空けられるくらいの良い時間帯でゆっくりしているなぁと思っていました。

 

次第に埋まっていく座席。

 

そして目の前の席が埋まったと思った途端、静かだった車両がじんわりと姿を消しました。

 

今は土曜の朝7:00。

 

そうです。

 

花の金曜日を楽しんだ歳の差男女が乗り込んできのです。

 

朝から元気な会話をしてるなぁと感じていましたがそうではない模様。

 

それは酔いです。

 

朝まで飲んだぜ!的な雰囲気でしょう。

 

なんだか女性の方がふにゃふにゃしてるなぁと思ったのはそれでした。

(という結論に僕の頭の中で至っただけ)

 

なかなかご機嫌な土曜の朝だなぁと思えるのでそれそのものは特に気にならなかったのですが、1つだけ気になったことが。。。

 

それはそのふにゃふにゃしてる女性の隣にもともと座っていた見知らぬ人にふんわり話しかけていたことです。

 

きっと自分達が酔っていることをしっかりと自覚してるのでしょう。

 

「すいやせんねぇ!」

 

みたいな言葉をちょいちょい投げ掛けていたのです。

 

その都度話しかけられている人がほろ苦そうな笑みを浮かべて会釈している。

 

 

終電間際とはまた違った景色がそこにはありました。

 

 

酔っているであろう人にふんわり話しかけられたら、きっと僕もそうなっちゃうんだろうなぁと思いながらチラッと見ていました。

 

あからさまに席を立つのもなんだかやな感じですしね。

(誰もそんなこと思わないか)

 

 

静かな車両の座席がひとつひとつ、ゆっくりと埋まっていく様子というのは平日や忙しい時間帯ではなかなか見られないですよね。

 

いつもと違う景色というのは何かを思わせます。

 

 

そして電車が出発して10分もすれば、また車内は静かに…。

 

 

気が付けば話し掛けていた方と話しかけられていた方が収穫前の稲穂のように斜めになっていました。

 

 

はてさて。

快速急行に揺られて、どんな夢を見るのでしょうかねぇ。

 

寒くなって参りました。

体を冷やさぬよう、お気を付けください◎

 

 

それでは、また。