カットモデルとして感じられる楽しいこと
こんにちは。
&フォークです。
髪の毛が伸びたら、お世話になっている理容室のカットモデルとして切ってもらっています。
もうかれこれ5,6年くらい同じお店で切ってもらっていると思います。
当時僕の髪を切ってくれていた方は今となっては支店の店長、支店長になっております。
人はどんどん成長していくのです。
さすがに今となっては支店長に切ってもらうことはなくなり、今度は支店長の後輩さんにあたる新人さんにカットしてもらうことになっています。
振り返ってみると、その支店長さん以降は4人くらいの後輩さんにカットしてもらっていると思います。
その中の何人かも、今や後輩に指導する立場で活躍している理容師さんです。
僕のパターンのように同じお店でカットモデルを長年続けている人がどれくらいいるのかはわかりませんが、だからこそ感じる楽しさがあります。
それこそがスタッフさんの成長です。
僕はカットなんかの技術に関しては全くわからないのですが、カットにかかる所要時間やカットの思いきりの良さなんかはやはり回を重ねる毎に変化があります。
実際の人の髪の毛を切るのがほとんど初めてというタイミングのスタッフさんの場合、やはりカットに時間がかかります。
そりゃあそうですよね、マネキン(練習に使われるアレです)と実際の人の頭はだいぶ違いますもんね。
その人の髪の毛の癖や髪質もそれぞれですし、最悪の場合はハサミで怪我をさせてしまう可能性もゼロではないでしょうから慎重にもなるでしょう。
そして実際に先輩にチェックしてもらったり指導してもらったりしながらのカットですから、慣れるまでは時間がかかるのは当然です。
しかし、1ヶ月おきくらいに何度かお願いしているとその変化にも気付きます。
ハサミの入れ方に迷いがなくなっていたり、所々の処理の仕方も自分で考えていたり。
先輩のチェックの回数も減っていて、アドバイスもカット中盤と最後のあたりくらいなものです。
たぶん初めてカットに挑戦したときの2/3以下くらいの時間に減っていっている気がします。
僕自身は本当に座っているだけなのですが、だからこそそういうことに気が向いたりするのです。
人って、こうやって成長していくんだなぁとしみじみ思います。
そうやって一人立ちして、たくさんのお客さんにその技術を提供していくんですよね。
カットモデルを探している方は若い人が多い気がしますが、その点も人の成長を感じられるポイントかもしれません。
『頑張ってるなぁ。僕も頑張らないとなぁ』
そんな風に思わせてくれるのが、僕にとってのカットモデルの楽しさのひとつかもしれません。
なかなか自分とは別世界の人の成長を感じ取れることは少ないですからね。
僕が教えている弾き語りの生徒さんたちの成長を感じるのも、かなり楽しいのでそういうものを感じるのが僕は好きなのかも。