アイデアに価値はない。ホリエモンの本で彼の頭の中を覗く
こんにちは。
&フォークです。
この間読み終えた本の紹介をさせていただきますね!
ロケットの打ち上げに夢中なホリエモンこと堀江貴文さんの本です。
金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?
という本です。
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金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?【アップデート版】 (徳間文庫カレッジ)
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2014/11/28
- メディア: Kindle版
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振り返ってみるとホリエモンの本はどれも読みやすくてそこまで多くの時間を費やさずにササっと読めて素敵です。
(うまく編集されているのかな。)
この本は「獄中から伝えるビジネスモデル」というかなりレアなビジネスガイドとして出版されたようです。
刑務所に収監されている間も思考停止することなく、頭の中で考えたことを言葉にして堀江さんのメルマガで発行していた内容が多く(ほとんど??)収録されています。
どんな場所に身を置いても考えることをやめず情報収集を欠かさないその姿勢は、本当に尊敬できて自分も見習わなければならないと感じます。
本の内容としては、ホリエモンが考える(思い付く)ビジネスモデルの紹介と、ホリエモンのメルマガでのQ&Aの紹介とが半分ずつで構成されている感じでした。
あとはホリエモンと親交のある方からのメッセージも数人分書かれています。
様々なことに興味をもって実際にやってみたり、詳しい人に話を聞いたりしてどんどん知識が増えているのか、書かれているビジネスモデルの幅もかなり広いような印象を受けました。
普段から世の中の常識を疑ってみるとそこにビジネスアイデアがあるかも、というようなことも言っていたホリエモン。
与えられたもの与えられたままでいることだけだと思考停止になっていて、その先に繋がることがないという感覚は何をするにも大切なことな気がします。
なぜこれはこうなっているのだろう?
自分だったらこうした方が良いと思うな!
というように、目の前のことについて自分の頭で考えてみたり調べてみることが大切だと教えてくれる一冊です。
金持ちになる方法を教えてくれる本というよりは、その先。
金持ちになったとして、何をどうしたいの?
というところを見つめることの方が大切ではないか、と説いている気もします。
堀江さんはたくさん本を出版しているしメルマガも発行しています。
講演や対談だけじゃなくメディアへの露出も多いのでいろいろなところで多くの発言をしていますよね。
どこに行っても惜しげもなく自分の考えていることをオープンに話している(ように見える)のは、本人が一番思っているのかもしれません。
アイデア自体に、価値はない。
自分の思い付くアイデアはどこかの誰かも思い付くことだろうから、大事なのはそこではない。
いかにしてそのアイデアを実現して世の中に受け入れてもらうか、ということがもっとも大事だと言っているのだと思います。
そうなってくると結局必要なのは実際にやってみること。
つまり行動することが必要で、すべてはそこから始まるということに繋がっていくのだと思います。
実際に始めてみないとわからないことも多くやってみたことで見えてくることも多い。
だからとりあえずやれる範囲でやってみれば?
的なスタンスに落ち着くのかなぁと思います。
ホリエモンのメルマガのQ&Aでは、質問者の方への返答でもバッサリいかれてるものもあります。
なんだか自分が切られているような感じがして心が少し痛いわけですが、バッサリいかれるのもわからなくはないこともあります。
- 言い訳っぽい
- 愚痴っぽい
- 他人や周りのせいにしてるっぽい
- 答えを求めているっぽい
- ホリエモンの答えに乗っかっていこうとしてるっぽい
この辺のニュアンスがある質問に対しては、相当ドライな返答になっていると思います。
それでも、反応してくれるところがスゴいと感じますが。
ホリエモンのメルマガは有料ですが、たぶんその内容はかなりタイムリーで濃いのだと思います。
別途オンラインサロンも運営されていて、そちらでは実際に幅広い活動が行われているようです。
なんというか、
ホリエモンは一人なのにいろんなところにホリエモンの概念みたいなものが存在していてそこに多くの人たちが集まっている
ような感覚です。
オンラインサロンなんかは、それで実際にイベントをいくつも開催してるんだからスゴいですよね。
自分の意思をしっかりもって勉強しながら突き進む姿に、僕たちは勇気やエネルギーをもらっているのかな。
自分が楽しくて誰かにエネルギーを与えられる活動をしていくことというのは、本当に素敵な人生だと思います。
堀江さんの本は、そういうことを考えさせてくれる気もしています。
そしてそう考えたなら、実際にそうなりたいなら、そうなれるように動き出すだけ。
どんなに小さくてもいいから、自分が進みたい未来に向かって動くことが何よりも理想への近道なのです。
鉄は熱いうちに打つものですが、
気持ちもそれは同じことでしょう。
自分は自分、人は人。
理想の時間を過ごしていくために、今できることをしっかりやっていきましょう!
なぁんてこと、思える一冊なのかなぁと思いました◎